RAINDROPMUSIC_M’s blog

RAINDROP MUSIC代表 28歳 /音楽スクールNEXT代表/舟津真翔/ASA /2年連続メジャーデビュー輩出/経営者/プロデューサー/作詞作曲/講演家/47都道府県全県制覇(1年で233公演)

夢を追う=上京という固定概念


こんばんは!

望月翔太です!!

最近ではインスタ映え
ツイートでの優越感だけの為に
わざわざ都内のスクールへ
通う人も増えてるそうです。

僕にもその気持ちがよく分かります。

当時、僕が17歳の頃はInstagramはもちろん
Twitterもなかったのですが、
それなりにSNSアメブロはあったので、
都内に通っている感を出して
「僕すごいでしょ‼︎」と
アピールをしていた時期があります。

今思えばかなり痛いですが
SNSがさらに活発化し
そういうドリーマーたちを
よく見かけるのは
きっと僕だけではないはずです。

しかしそんな方々は
確かなテクニックやスキルを
手に入れられているのでしょうか?

以下、長くなりますがドリーマーには
必ず読んでいただきたい記事です。

僕、望月翔太が日本一周中の
2015年10月24日に書いた記事です。
当時23歳のころです。

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

こんにちは、望月です。

日本中を旅していて思う事があります。

勿論、東京も夢で溢れていますが
地方のパワーも凄いものです。

やはり、ネット環境などの充実もあり
夢を追う=上京という固定概念は
一昔前の考え方なのかもしれないと
日々、考えされられる毎日です。

 

f:id:RAINDROPMUSIC_M:20200729181133j:image

 

東京は刺激的で情報発信の街ですから
夢を追う人間にとっては
モチベーションが
上がるのかもしれません。

しかし、気付いたらドリーマーから
手帳びっしりのアルバイター
そして、気付いたら
店長、エリアマネージャーに
なっていたという話も良く耳にします。

勿論、明確な目標があって
上京してきた人は
多く成功をしていますが
なんとなく、上京した人は
荒波に飲まれていきます。

人と同じ扉を開けたり
人と同じ道を歩くと
そこはとても混雑しますし
それほど退屈なものはありません。

混雑している分
その王道パターンは人生を遅らせ
同じことを繰り返すのでしょう。

音楽に焦点を合わせて書きますと
地方から、夢を追う=上京という固定概念の元
上京してきた人のほとんどのパターンは
圧倒的に実家に居た時よりも
バイトのシフトが増え
楽器を触る機会や唄う時間が減り
多くの情報で混乱しています。

更に、一人暮らしになった分
栄養過多やストレスによる肌荒れ
昼夜逆転生活
バイト代のほとんどは家賃で失い
気付けばまた増えているアルバイト。

流行りに惑わされ積み重なる浪費。

夢を追うと決めたあの日の目的とは
気付けば大きく変わり
今月は浪費と消費で自己投資は0。

ライブ本数は圧倒的に減り
増え続けるバイトのシフト。

地元にあった強固な絆とは何処か違い
そこに1年以上住んでいるのにも関わらず
半径50m以内にどんな人が
住んでいるかも分からないし
隣の部屋の人とも挨拶を
交わした事がないという話も
決して少なくありません。

そして、最終的に出る言葉は


『演奏する(唄う)場所がない。』

これに辿り着きます。

更には、東京に居るということだけに酔い
目が覚めた頃には既に時遅し。

そのバイトと浪費地獄の間に
どうしても音楽をやっている実感欲しさに
無理やり路上ライブや
ノルマ有りのライブをねじ込んで
『自分を信じる』という事から
『他人の目を気にする』に変わってしまう。

そして、路上ライブの電車賃や
ノルマチケットも売れず
また増えていくバイトのシフト。

欲しいモノに目が眩み、
機材や新しい楽器の為にローンを組み
バイトでのストレスを
結局また浪費に使い
また増えていくバイトのシフト。

それによりバンドメンバーとの
スケジュールは合わず
ストレスや窮屈さで連続する解散。

これが、ループしているように
僕自身には見えるのです。

僕は唄い手ではないですが
このたったの5ヶ月で
地方にて85本のステージに
立ってきました。
※2015年10月24日当時

大事なのは本数ではなくて質。

勿論、そんな事も分かった上で
あえて本数を書いています。

そして、唄い始めて5ヶ月が経った
2015年10月には生まれて始めて
唄うことだけで生活が出来ました。

それが凄いという事じゃなくて
夢を追う=上京
と考えている人が多い分
逆に地方の音楽需要が
上がっているという事を
ここでは一番伝えたいのです。

なんでこんな事を
書いているのかというと
地方から東京に出てくる
アーティストで優れている人が多い。

だけど、夢を追う=上京という
古くからの固定概念によって
人混みに埋もれていくアーティストが
本当に多い気がするのです。

僕は東京に1人で住んでいた事もありますし
下町で飲み歩いたりするのも大好き。

Canon~カノン~も渋谷で結成し、
伊澤 悠の初路上ライブも新宿だったほど、
東京での想い出は数え切れません。

本当に素晴らしい街だと感じます。

ただ、そこまで全国のアーティストが
夢を追う=上京という公式の中で、
東京にフォーカスし過ぎるのは、
何か違う気がしてならないのです。

自分の音楽を追求したい‼︎
自分は東京で成り上がると決めた‼︎

それは、大いに良いことです。
そうと決めたならトコトンやれば良い。

ただ、純粋に
誰かに想いを届けたい‼︎
歌声を届けたい‼︎
と想うのならば、
地方に目を向けてみるのは
いかかでしょうか?

あなたの唄声を、演奏を、
待っている人が沢山居ますよ。